~注~ 公開前にupしました。ネタバレ記述有り、ご注意下さい あの二丁拳銃のジョン・ウーが「三国志」を撮る?どんな映画に なるんやっ!と興味深々で鑑賞しました。さて如何なるものに? まず最初に。この映画は「part1」です。 「三国志part1 赤壁の 戦い」ではなく、あくまで「赤壁の戦い part1」です…(笑) つまり上映時間2時間25分ですが、かの「赤壁の戦い」のクライ マックスまで進まないのである!最後の「続く」の文字に試写 会場に大きなどよめき(&失笑)が… しかしこれだから面白くない、という訳ではない。前半から出し 惜しまず合戦シーンがあり、ラストの合戦と含めもうノリノリ。 確かに名物の銃撃戦は無く(あるワケ無い)、集団の戦いを 見せる訳だが…見所は集団対個人! なんせ三国志の名物キャラ(関羽・張飛・趙雲)が、たった一人で 敵軍に対し、講談そのまんまの活躍を説得力ある映像で見せて くれるのである!その奮闘ぶりはジョン・ウーの「銃撃舞踏」その まんまの世界。名物ワイヤーアクションもあるが、集団に個人が 力技で対抗する様は将に圧巻。もし『北斗の拳』を実写映画化 するなら、ジョン・ウーにお願いするしかないなぁ。 またその三国志キャラを、イメージまんまにビジュアル化している のもファンには楽しいのではないか?冗談に近い程イメージ通り の関羽と張飛、もはや「理想の人民解放軍の親玉」状態の劉備、 そして趙雲のあの活躍は、ああ本当に中国では、日本以上に愛 されている人物なんだなぁと実感。 以上のように、見る前にマニアックに三国志を知っておく必要は 無いが、ある程度知識があれば更に楽しめる事間違い無し! ~注 以下に更にネタバレ有り、ご注意!!~ 当然上映時間の長さに怯える方は、ダレるシーンもあるんでしょ、 と警戒しておられると思います。確かにその部分はあります。 ジョン・ウーな「家族愛」なシーンは周瑜(トニー・レオン)夫婦が 担当、覚悟して下さい…。 また周瑜と孔明(金城武)が政治・作戦部分等のストーリー進行 の担当になっており、ここも長いと言えば長い。しかし二人の会談 による蜀・呉の同盟が、まさかベースバトルで決まるとは(笑)。 とはいえ歴史大河なお話も、登場する個人の周辺に絡め進めて いるので、然程ダレた感じはしません。日本の歴史大作映画の 様に(偏見有り)、決してまったりしていません。これは「赤壁の 戦い(しかも前半のみ)にお話を絞った事が勝因か? まあ歴史的に正しいのか?あのサッカー、そして鳩(笑)。という つっこみ所も多々有りますが、元々が講談。言うだけ野暮って ものでしょう。でも野暮と言えば、既出の有名キャラが再登場する 時に一々字幕で人物紹介するのは…さすがに余計じゃない? 日本人には中国人が見分けられないというのか?親切心かも しれないが、少々クドく感じられた。 あとトニー・レオンと金城武のシーンは、生まれてくる子馬の名前 が「○○」だけに…年齢の高い「腐女子」にぜひ萌えて下さい!と アピールしているのか?個人的に一番の笑い所。 正直日本でアジア舞台の映画は苦戦続き。『レッドクリフ part1』 もそこそこのヒットは間違いないだろうが、まあ大ヒットまでは正直 行かないと思います(でも今年公開の洋画の興行成績では、上位 に入るでしょう)。アジア圏のヒットと比べると、日本での反応が 際立って悪いんじゃないか、と想像してます(『アメコミ映画』の 日本と海外の興行差くらい出るんじゃないか、と見ています)。 しかし三国志なキャラの活躍は、まさに昔ドルフ・ラングレンに与え られた称号、「人間核弾頭」が相応しいっ!今前評判の悪い(?) 『実写版ドラゴンボール』ヘンな光の「かめはめ波」に頼らず(筆者 は明らかに想像と偏見で書いています…)、こういった力技と舞踏 バトルで見せれば面白くなるんじゃないの、と考えました。 では最後に私の思ったホンネを。三国志の登場人物に混ざって、 スティーヴン・セガールがいたとしても全然違和感無いぞ! |