3D映画。懐かしい響きである。あの赤青色メガネの、子供ダマシの映画かぁ・・・ と、思われる方も多いと思います。ところが立体映画の歴史を調べると、そうとは 言い切れないんですよねぇ・・・。 この映画の紹介を機会に「立体映画」という物について色々書いてみよう、と少々 調べて見たのですが、このテーマで書くとかなり分量が増えてしまいそうですので、 別の場で紹介させて頂く事にします。 さて『ブラッディ・バレンタイン3D』。なんでこれが立体映画なんだ?というのが最初 手・足・首が宙を舞う映画には思えない・・・(笑) が本編を見て納得。成程、炭鉱内という閉鎖空間が立体表現向きと見た訳ですね。 この映画は『センター~』と同じ「テーマーパーク映画」では無く、オーソドックスな ホラー映画の作り。主人公らの日常を描いたシーンも多い。ここでは3Dの魅力は 生かされない・・・まぁ今後「テーマパーク映画」や「コンサート映画」だけではなく、 「一般的な映画」も積極的に立体化します、との宣言と受け取りましょう。 ↓ ディザスター・ムービー!おバカは地球を救う この『ディザスター~』のレビューの中で、ハンナ・モンタナ(マイリー・サイラス)の 3Dコンサート映画にも触れております。是非ご覧下さい。 記憶が残っており、オリジナルと犯人が異なる事に後半まで気付かなかった。 反則気味にミスリードさせるシーンがあった(笑)・・・と言い訳しよう。オリジナル を知らない人の方があっさり読めたのかな?あえて詳細は書かず、オリジナルとは 犯人が異なっている、とだけ書いておこう・・・まぁ犯人は「ジェイソン」や「フレディ」 じゃないから、リメイク時改編しても問題ないからね。 さて3D映画で字幕を浮き出させても仕方が無い、という判断かオリジナルの 映像に飛び出す字幕を付けるコストは大変、との判断でしょうか、日本では吹替版 アレックスが出ているが、声は一部の方に評判の悪い、まさに声優としては 「超天然」なあの方ではありませんでした。 *まあ、そこまでボロクソに言わんでも・・・という気もしますけどね。でもアナタも 自分の鼻を摘んで「さぁ、オヤジに言われたとほり、狩りをするんだ!」 と喋れば「悪魔狩り兄弟・兄」の声がお手軽に再現できる・・・(笑) あれは元々TVシリーズを担当する素晴らしい吹替陣があったのに、興行で なんとか(元々のTVシリーズのファンとは異なる)観客層を掘り起こそうとする あまり、映画ではファン層を敵に回す吹替陣を起用してしまった・・・その意向は 判るが、結果ファン、吹替に起用されたタレントらすべてに不幸な結果をもたらし ながら、肝心の興行は不調に終わった。この騒動なネット上でも話題・様々な 運動となり、まだその軌跡は残っておりますので・・・・商売とはいえ、ねぇ・・・。 ↓ http://d.hatena.ne.jp/SERIZO/ ちなみに私は『ザ・シンプソンズ』の大ファンである。無論オリジナル吹替の。 『ブラッディ~』の吹替はそのような悲劇を生んでいないが、この映画でも「興行」を 意識したあまり、一つの「悲劇」が起きていたの。それは「日本版上映時間・95分 R-15指定」「米版上映時間101分 R指定」に隠されている・・・。 そう、映画秘宝誌でも紹介されていたが、日本では一部シーンがカットされている のである!それは「3Dでおっぱいプルプル」と「ちっさい人が・・・」のシーンなの だが(タハハ・・・)見たかった!しかし昔のスプラッター映画全盛の頃は、「日・欧 ではゴアシーン満載版」「米は指定対策でそれは控えめ(その分ドラマシーンが 長かったり)」なんて時代があったのに。日本の方の描写が大人しいなんて! ここで映倫批判・・・は行いません。これも興行上の判断だったのでしょう。我ら 「歪な映画ファン」にとっては、描写は過激なほど大歓迎するもの。しかしホラー 映画が真に成功するには、ホラーマニアだけではなく「お化け屋敷」感覚で見に 日本では1998年より新しいレイティングが施行された【 「PG-12」=12歳未満 (小学生以下)は、出来れば大人と一緒に見てね(この出来ればっ、てのがミソ) 「R-15」=15歳未満(中学生以下)は見ちゃダメ 「R-18」=18歳未満は見ちゃ ダメ 】が、これがホラー映画にとっては実に大きく商売に関わります。 もし売るべき映画が「全国で公開大きく当てなきゃ、ペイしない」となれば、指定が ユルい方が有りがたい。「ヘッヘッヘッ、ぼっちゃん、おじょうちゃん、おいさんが エエもん見せたるでぇ~」と売り込みたいのだが、すると描写なヌルくならざるを 得ない。一方で逆にエロやバイオレンスが売りの作品で、かつ劇場公開は小規模 で公開後の二次利用(DVD他)で稼ごうというなら、むしろR-18などの指定が過激 さにお墨付きを頂戴した、と指定を歓迎する向きもあるのである。 米も『ブラッディ~』のようなR指定ホラー映画(=バイオレンス&セックス描写有り、 新しい『13日の金曜日』も同じ)の王道のホラー映画もあれば、あえてティーン向け ありますから、映画作りも実に大きく商売っ気に左右されるものです。 二本立てとなったが『狗神』はR-15指定、『弟切草』はPG-12。じゃぁ映画館で 『狗神』の上映時に中学生以下を叩き出したのか・・・(笑)そんな話は聞いており ませんが、考えてみれば何か無茶な興行でした。 で、『ブラッディ~』に話を戻しますが、日本での公開では3D映画だけに低年齢を 呼び込みたい、2月14日に公開という話題作りも行ったんだし・・・と、カットを受け 入れてでも、若い客層を呼び込める興行を狙ったのでしょうが、残念ながら振るわ なかった処を見ると、この判断は成功とは言えなかったのでしょう。 *映倫指定と商売が上手くかみ合わなかった作品、『コックリさん』。R-15指定 だが、このタイトルで小中学生に見せれない・・・これではアカンでしょう。しかし これほどディズニーのマークが似合わない映画も珍しい(笑) ところで最初の吹替の話に話題を戻します。この『ブラッディ~』のオリジナル作品 『血のバレンタイン』、昔TVで放送されたんだが、その時犯人の声を当てたのが シャアこと池田秀一。私は昔見たきりだが、この記憶が正しければラストで 「父~さん 死んじゃった♪ ハリーが 殺ったんだ♪ ・・・バレンタインおめでとう~ また帰ってくるぞぉ~」 と、歌って闇に消える姿がトラウマの様に記憶に残っている。同様の人は全国に 相当数存在すると思うが、アナタのハートにも残っていませんか・・・? この記憶のせいで、『ブラッティ~』新作の犯人、途中まで読めなかったのよ・・・ 進んでいる)。これが3Dならホント色々飛び出すぞぉ~!! 最後に。『ブラッディ~』劇中では、目玉やら何やら飛び出していましたが、一番 3D映像でカッコ良かったのは、ライオンゲートのマークの映像だと思う。 l |