表現には、「電柱が這ってきたらこんな感じだろうなぁ~」と思いまし た(当時の正直な感想)。この動きを応用したのか、その後に素晴ら しかしCGで、蛇だの触手だのがお手軽に作れるようになると、パチ もんと言うか、バッタもんというか・・・がニョロニョロと現れてまいりま さて、この『D-WARS』は良き怪獣映画か?パチもんか? 結論から言うと想像通りパチもんでした(笑)。上映時間90分で大 風呂敷広げたお話ですから・・・強引なコリアンファンタジーという、 ややこしい設定についてはナレーションや一人語り(担当=ロバート・ フォスター)で処理する、所謂ウーヴェ・ボル方式。ああっ・・・。 ベア、US版『THE OFFICE』のクレイグ・ロビンソン、脇役で顔は やたら見るクリス・マルケイと、微妙な人々が出演。 蛇が豪快に動くのは良いが、CGならではの軽く素早すぎる表現は ねぇ・・・。悪い蛇が主人公らを追い回すが、LAを舞台に蛇怪獣が どう這い回っているのか理解出来ない、主人公の前にいきなり出没 する驚異の機動力。まぁ、ファンタジーですから。 しかし逃亡する主人公らの行く先々が、おかげで迷惑する様は誠に 災難。昔『仮面ライダー』でショッカーに追われた藤岡弘が民家に 逃げ込み、食事中の家族に「俺は追われている、逃げろ!」と理不尽 な事を言い放っていた、というネタがたしか「VOW!」にあったと思う がそれを思い出す有様。 それでもLAを舞台にM1戦車やアパッチと、大蛇・ドラゴン他怪獣 軍団の決戦は見応え有り。でも有り過ぎてちょっとダラダラ、ドンパチ のクライマックスシーンでダレて飽きてくる、『トランスフォーマー』の 様な困った展開に。この場面でいびきをかいて寝ているオッサンの 気持ちも多少理解出来た・・・。 その後物語は、ファンタジーな最終決戦を迎えるが、ここでようやく 正義の大蛇が出てくるのだが、これがはっきりいってブサイク。でも これには理由がありまして・・・東宝怪獣映画のファンなら『D-WA 成長する物語だったんだ!」と悟ったハズだ(んな訳無い・・・)。 とまあ愛情を持って、愉快にツッコミ処を指摘いたしました。しかし 韓国テイストの怪獣映画」であったとすれば、『D-WARS』は「世界 に通用する単なるB級映画」。でもこんな映画が沢山あった方が世界 は愉快なはず。そう、ウーヴェ・ボルの作品のように(笑)。そう思えば を製作した男、シム・ヒョンレの今後には目が離せない!ウーヴェ・ボル と同様にだけどねっ!! |